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人の惑星から猿の惑星へ [Cinema]

1973年ごろだったか、もらったチケットで気乗りもせぬエルヴィスの映画(Elvis On Tour。ぶくぶくに太っており、幻滅)を観に入った映画館@名古屋で、併映されていたのが(当時、名古屋は封切館でも二本立てだった)、SF映画『ソイレント・グリーン』、チャールトンヘストン主演。

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2020年頃のある大都市。そのころ、人口は増大の一途を辿り、食糧は不足。
食品会社ソイレントが売り出す、製法不明、成分不詳の食べ物= ソイレント・グリーン とは。。。

ベッドに寝た老人を<食品>加工工場に送るとき、高らかに鳴る音楽はベートーベンの田園交響曲。以後、わたくしはこの曲を聴くたびにこの場面を想い出すハメに陥ったのであります。

               080407_0943~01.JPG 栄養満点


なんだか、ニッポンの近未来を暗示しているような。 最近の各種調査によると延命治療を望まない日本人は8割程度。國にうとまれる高齢者はドンドン増えていく。いわく、『後期高齢者』、『末期高齢者』。 この國の、行き着く先は?


わたしは、子供を寝かしつけるときに読んでやった童話の本、『とうもろこしおばあさん』、を思いだしていた。



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三十郎

ソイレントグリーン、思い出しました。1973年でしたか。懐かしい。ソイレントグリーンの正体に気づいたチャールトン・ヘストンが"We are eating people."と叫ぶのだった。英語はすごいなあ、と思いましたね。
by 三十郎 (2008-07-16 21:03) 

古井戸

そのセリフはおぼえていませんが。。典型的なB級映画、とおもっていましたが。いまとなっては、ヘストン第一の問題作かも。

ライフル協会会長になったとき、
We are shooting people!
We must shoot people!
...と、叫んだのかどうか。
by 古井戸 (2008-07-17 12:25) 

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