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Obama's Meaningless War    オバマの無意味ないくさ [Politics]

Nation誌 9月2日
Obama's Meaningless War    オバマの無意味ないくさ
http://www.thenation.com/doc/20090914/scheer
True, he doesn't seem a bit like Lyndon Johnson, but the way he's headed on Afghanistan, Barack Obama is threatened with a quagmire that could bog down his presidency. LBJ also had a progressive agenda in mind, beginning with his war on poverty, but it was soon overwhelmed by the cost and divisiveness engendered by a meaningless, and seemingly endless, war in Vietnam.
オバマはジョンソン大統領(ケネディからベトナム戦争を引き継いだ)に似ている。しかしアフガン戦争を率いるオバマは自身の大統領職を棒に振りかねない泥沼に落ち込む恐れがある。ジョンソンも貧困対策など案件を抱えていたが、ベトナム戦争という無意味で終わりのないイクサによる費用と分裂によりそのもくろみは吹っ飛んだ。

Meaningless is the right term for the Afghanistan war, too, because our bloody attempt to conquer this foreign land has nothing to do with its stated purpose of enhancing our national security. Just as the government of Vietnam was never a puppet of Communist China or the Soviet Union, the Taliban is not a surrogate for Al Qaeda. Involved in both instances was an American intrusion into a civil war whose passions and parameters we never fully grasped and could not control militarily.
アフガン戦もベトナムと同じく文字どおり無意味。われわれの血が、国家の安全確保に無関係な目的に流されているのだ。ベトナム政府が中国やソ連の傀儡でなかったのと同じく、タリバンがアルカイダの傀儡でないのに、である。この二つの戦いは米国が他国の国内戦争に関与しているということ。国内事情を米国は掴んでいないし、軍事的に支配も出来なかった。

The Vietnamese Communists were not an extension of an inevitably hostile, unified international communist enemy, as evidenced by the fact that Communist Vietnam and Communist China are both our close trading partners today. Nor should the Taliban be considered simply an extension of a Mideast-based Al Qaeda movement, whose operatives the US recruited in the first place to go to Afghanistan to fight the Soviets.
ベトコンは、国際共産圏国という敵の前線では必ずしもなかった。これはベトナムと中国という共産国が現在われわれの密接な貿易国となっていることからも証明されている。タリバンも中東で活動するアルカイダ活動の延長だと単純に考えるべきではない。タリバン兵とはもともと米国が対ソ連戦のため徴集したものではなかったのか。

中略

Nation誌記事の結論部:
It is time for Democrats to remember that it was their party that brought America its most disastrous overseas adventure and to act forthrightly to pull their chosen president back from the abyss before it is too late.

民主党はいまこそ、米国を海外で最も悲惨な冒険に追いやったのは民主党であったことを思い出し、党が選んだ大統領を、手遅れになる前に泥沼から撤退させるよう直ちに行動を起こすべきである。





下記記事にも同じ内容が載っている:

オバマ大統領の外交政策はリスクの高い賭け――イラクとアフガニスタンの両方で動きが取れなくなる可能性  09/06/24
東洋経済
http://www.toyokeizai.net/business/international/detail/AC/ae2e2ddf2094f50a7ce7fc6101618717/page/1/
引用:
 オバマ大統領は相変わらず高い支持率を維持している。だが外交政策については懸念すべき兆候がみられる。ホワイトハウスは、戦争遂行中のイラクおよびアフガニスタンに関する政策について、複雑な総合的洗い直しを計画実行しようとしている。失敗が許される余地はない。もし米軍が、イラクまたはアフガニスタンで身動きが取れなくなるような事態に陥れば、オバマ大統領は、国内の政治課題に果敢に取り組み、成功を収めるのに必要な政治的体力を失うことになりかねない。

 オバマ大統領が直面するこのジレンマを思うと、支持者としては、高人気を博したもう一人の民主党大統領を思い出し、不安になる。リンドン・ジョンソン大統領だ。ジョンソン大統領は、ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されたのち、1964年の選挙で大勝し、市民権および医療保険に関する歴史的な法案を推進した。ところが68年になると、米国のベトナムへの軍事介入があまりにも不人気となったために、ジョンソン大統領は再選を目指すことができなくなった。

 当時ジョンソン大統領が直面していた問題と比較すれば、今日、オバマ大統領が抱える課題は矮小なものにすぎない。それでも失敗は許されない。ホワイトハウスとしては、イラクについても、アフガニスタンについても、安定を確保するとともに米国の関与を限定的なものとするようなアプローチが必要だ。しかし、肝心な詳細については今後、詰めの作業が必要だ。それは一つには、政府内で、イラクとアフガニスタンに関して相矛盾するアプローチと見解が主張されていて、いまだに議論に決着がついていないからだ。現実の情勢は切迫しており、大統領はもうこれ以上一般論に固執していられなくなるだろう。

戦争の引き継ぎ:オバマ大統領に公正を期して言うならば、オバマ氏はとんでもないめちゃくちゃな状態を引き継いだものだ。2つの戦争によって、米軍の展開は限界に達している。

 米国は2001年10月、北大西洋条約機構(NATO)および世界の世論の大半の支持を得て、アフガニスタンに侵攻した。オサマ・ビン・ラディンが指揮するイスラム教過激派、アルカイダが引き起こした9月11日の同時多発テロに対する反撃だった。

 アルカイダはこの数年間から、アフガニスタンで自由な活動が可能な状態にあった。アフガニスタンがイスラム教軍事組織、タリバンの過酷な独裁下にあったからだ。皮肉なことに、タリバンが世界の最貧国の一つ、アフガニスタンを支配することができたのは、ソ連による1979年のアフガニスタン侵攻に対抗して戦うイスラム教過激派を援助するために、米国が何十億ドルもの資金を提供してきたからだ。

 ソ連軍が撤退すると、米国はアフガニスタンに関心を示さなくなった。アフガニスタンは混乱状態に陥り、それがタリバンの台頭を許すことになり、アルカイダに安全な隠れ場所を提供することにつながった。

 中略

 イラクでの失敗:大方の見方では、米国とNATOはアフガニスタンを守り、タリバンとアルカイダを事実上排除することが可能だったはずだ。ところがジョージ・W・ブッシュ政権はアフガニスタンから目をそらせ、03年3月、イラク侵攻を決断した。

 中略

 オバマ大統領もバイデン副大統領と同様に、アフガニスタンでの大規模な反政府活動鎮圧戦略が必要とする膨大な部隊と資金を確約するには消極的なようだ。ワシントンでは、オバマ大統領は判断を下すのを回避し、バイデン派とホルブルック=クリントン派を「妥協させた」だけだ、とする怒りに満ちた心配そうな声も聞かれる。しかし大統領はおそらく、選択肢をオープンなままにしておこうとしているのだろう。つまり、治安面での進展を図りつつ、反政府活動鎮圧の取り組みの間口を広げる枠組みを作り出すことによって、日本も含めて、幅広い国際社会に支持と資金提供を求めようとしているのだ。

中略

 米国は、予期していたよりもずっと長期にわたり、イラクとアフガニスタンで身動きが取れなくなるのではないか―オバマ大統領とその側近たちは、急速にこのように理解し始めている。オバマ大統領が最終的に米国大統領の成功例となるのか、それとも失敗例に終わるのかの判断は、オバマ政権がこの問題にどう対処するかによって決まることになるだろう。
##




国際的な離脱にくわえ、米国内でも、オバマ支持が危うくなっているアフガン戦への関与を、無批判に追随するニッポンとはなんなのか? イラクでもブッシュ政権に追随して大恥をかいた。オバマ政権でも同じことをくり返すつもりか。

中国や北朝鮮とは頭越し外交をやられ、そのたびに、ニッポン外務省はオタオタしまくり。

何十年も臭い米国のケツを舐めさせられて、国際的に笑い物になってきた。

ベーコク政府や一部マスゴミのKYな恫喝論評にへりくだるニッポンのマスゴミ。

いつまでやってるの? 北朝鮮に馬鹿にされ、交渉相手とミナされないのも仕方がないか。


ヒトナラナロー独立国に。

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