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泣く党首。笑う検察マン [Politics]

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昨晩(3/25)、TBSラジオの番組バトルトークで視聴者アンケートをやった。 小沢党首は辞任すべきか?
アンケートの最終結果:

辞任の必要なし、は 50%強
辞任すべき、は    30%弱

検察からのリーク+リーク情報のマスゴミによるバラマキ、共産党を初めとする野党の<民主党は説明責任を果たしていない>の非難、民主党内部のアホ議員からの小沢辞めろコール、にかかわらず、この数字である。

検察が何週間にもわたって取り調べても証拠が出ない。自白した。。との検察情報をマスゴミが鬼の首を取ったように昨日ばらまいていた。これほどの微罪(虚偽、かどうかは知っていて嘘を言ったかどうか、である。犯罪かどうかも怪しい。微罪に決まっている)で、自白した、というのであればサッサと勾留を解いたらどうか。マスゴミ=検察の手下、であることをここまでアケスケに見せる必要があるのか(もっと、隠然とやってくれ)。

他の野党に問うてみたい。冤罪で逮捕されたニンゲンが、無罪であることを立証する必要があるのか?無罪だ、というだけで十分である。今回は冤罪ではない?きみら、推定無罪、という言葉知ってるか?立証責任は検察側にあるのである。無罪を立証できないと有罪だ、とでもいうのか?

司法を監視する立場にいる議員がこの程度の法律認識だから先が思いやられる。検察にテダマに取られて情けなくないのか。きみらも将来同じことをやられる可能性があるのだよ。



昨晩、TBSラジオのコメンテータが解説していた。今回の策動は、霞ヶ関官僚の隠然たる支援があるらしい。小沢は、官僚の政策決定からの排除を公然と口にし、最近は、裁判員制度の見直し、警察・検察による取り調べの<可視化>を主張したからである。取り調べの可視化をやられたら、警察・検察はオシマイ、である。証拠もなく、頑強に否認する容疑者であっても恫喝をまじえたあらゆる手口による取り調べにより虚偽の自白に追い込むのが警察・検察のテクなのである。

検察がここまでアタフタしているのに、というより、法において何が正義か、どのような取り調べがなされているのか、容疑者取り調べを可視化せよ、とか、弁護士をつけろ、とか。。なんの要求もせず、オザワ降ろしに余念がない民主党のアホ議員どもには開いた口がふさがらない。政権をとったとて、何も期待できない頭脳の持ち主であることを示した。



一昨日、夜分、小沢が会見で泣いた。
一巻の終わりである。
泣くような党首では、官僚はおろか、米国と対決などできるわけがない。しかし、最初の視聴者アンケートは小沢が泣いたことを知った後での数字である。

この数年、国民の期待を裏切りつづける小沢。

この日の会見の前、小沢はまたしても辞める~とダダをこねだし、別室で菅直人が引き留めたのだ、という(TBS政治記者)。いいかげん、くたびれるよ。困ったチャン、である。

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高塚タツ

 佐藤優の大川周明との共著は図書館で見ましたが、なにを云いたいのか分かりませんでした。外務省に未練を残すから、ズバッと云えないのです。巫女の託宣を待つのなら、すべてを捨てなくてはなりません。
 きょうの毎日夕刊(大阪版)「中島岳志的アジア対談」に佐藤優氏が登場、以下のの発言があって、佐藤氏の云いたいことがなんとなく分かってきました。

近代保守主義の父、バークの根っこには中世の実念論があります。実念論は、日本の高天原と極めて近い。今日、この場で対談しているのも偶然ではなく、高天原でそれに対応する現象があるからです。我々の背後には必ず形而上的、超越的なものがあるという感覚。これが一部の保守・右翼層から失われた。だから、この層からものすごい罵倒やせん滅主義が生まれる。あれは、最悪のレーニン主義とも言うべきものです。


 古井戸さんが腹立たしく思っておられるのは、税金から給料をもらって、高天原を操作している奴らではないでしょうか? 操作の道具として『源氏物語』が使われていると考えれば、雲の中の仕掛けが見えてきます。
 紫式部も怒るよ、まったくぅ~。

by 高塚タツ (2009-03-26 23:48) 

古井戸

>外務省に未練を残すから、ズバッと云えないのです.

最近、大量に出版されている佐藤優の著作を立ち読みすると、もはや、外務省復帰はないでしょう。 佐藤優が外務次官になったりすると。。私は死にそうです。

岩波の現代文庫に、佐藤優の『獄中記』が入り、その長文のあとがきで、今回の検察の小澤秘書逮捕をとりあげ、これは、国策捜査ともいえない、検察の跳ね上がり行為である。。との持論をくり返しているようです。(立ち読みしただけですが。。)。佐藤優の逮捕は<国策逮捕>であるが、今回の逮捕は<国策逮捕>ではない、と言っているようです。佐藤には担当検事が取り調べ時、佐藤に対して「これは国策逮捕だ」と、述べたようですが、小澤の秘書大久保に対して検察が「これは国策逮捕だ」と、言うでしょうか? しかし、佐藤優や鈴木宗男の逮捕などゴミですが(佐藤優が本を書かなければ誰も知らなかったし、すぐ忘れられた)、今回の大久保秘書逮捕とそのあとの顛末は、ニッポンの将来に与える影響という点ではよほど大きい。

高天原。。云々は私の解釈能力を超えていてお答えできません。

佐藤優のご母堂は沖縄戦で苦労を舐めたかたのようです。(佐藤優は、岩波の月刊雑誌『世界』で、太田元沖縄知事と、連続対談をやっています)。
by 古井戸 (2009-04-19 00:32) 

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