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海外派兵 国連問題など [Politics]

                                     

 

民主党の犬塚議員がUNEPSを推進している:
http://blog.goo.ne.jp/ti_uneps4japan/e/9b5ce40eab7579a6d5e5c7094937d356 


現在の国連というのは第二次大戦処理のドタバタ劇でつくられたもので現状、悲惨な状態である。職員の士気も内実も乱れており、最大の問題は、第二次大戦に勝利した~~というだけで暴力団的利権を得ている(安保理常任理事国)。まずこの恒久体制を時限体制に変更し、たとえば10年後15年後には現在の体制は廃棄する、あるいは見直す、というプランを打ち出すことが必要である(それとも、未来永劫に、現在の国連体制、すなわち、安保理常任理事国の利権をみとめるのか?)。


わたしは犬塚さんのUNEPSがわからないのでそれとはいま切り離して(将来統合できるモノかもしれない)、国家の警察として、国連が国連軍をもつべきであり、日本もそれに組み込まれるべきであると思う(これは日本国憲法の規定外のことであり、憲法違反ではない)。注意すべきはこのとき、現在の自衛隊は解消される、ということ(現在の装備は自衛軍を遙かに超えている)。国籍は日本であっても、国連指揮下で動くのである。この国連というのがくせ者で現在では腐りきった(この意味は核を独占し、武器を輸出し、勝手に戦争を起こす、など)安保理常任理事国、という体制をゼロにしたあとである。大塚さんの理念もここにあるはず(それを言い出すと日本国政府の賛同を得られないから抑えている)。当然、国連軍に組み込まれた日本軍は軍事行動を行う(特定の国だけに、人道的介入を任せてはならない。これはモラル頽廃の根源である)。

敗戦国の責任はせいぜい20年が限度であり(一世代)、国家の責任を国民が負うのは当然としても、個人の犯罪は当人のものであって家族にに累加をおよぼさないのが原則であるのと同様に、第二次大戦で勝利したことを理由に、<安保理常任理事国>という特権を何十年も保持し続けることにはナンの根拠もない。国連なかんずく、安保理体制はみなおし、理事国は平等に参加国が受け持つようにスベキである。その前提として、軍縮(とくに核爆弾、長距離ミサイル)を実施しなければならない。核拡散防止条約NPTのような非倫理的体制など、軍事力を背景にした利権恒久的保持は、まるで暴力団のやり方である。


 


あるいは、人道的介入や地域紛争には国連は一切かかわらない、という選択もあり得よう。しかし、日本国内に警察があり、命をはって暴力集団から国民を守れる程度の殺傷能力は持っていると同じことを国家の国家たる国連がもつのは当然のことだ。ただし、これが大きな前提であるが、たとえば日本国内では警察の武器や警察の死者が米国などに比べて圧倒的に小さいのは武器を国民がもたないように監理されているからである(銃刀剣類の保持禁止)。世界各国も 国軍の火力は大幅制限する必要がある(これが大変なことは承知しているが。国連軍の何百倍も強力な各国軍がいてはそれらの大国に国連軍が威嚇される、ということになる。これは国軍と国連軍の併設体制があるかぎり、ありうる構造ですが、国連軍の威嚇力を増すためにも各国軍の武力は大幅に抑える=これは長期的に各国国民の厚生に寄与することである)。


核はもとより、強力な武器の保有は国連に届けて、最大量を抑える、という規制が必要。武器の製造輸出も国連監理とする。そうでないと武器輸出国(安保理利権国)が美味い汁を吸うだけであり、これによる非先進国での武器による内紛、市民殺戮などを産んでいることはご承知の通り。根元から抑えることが重要である。

                                              



以上のことを、日本の政党なり平和維持活動団体は世界にむけて発信し続ける。国会議員や政党など活動費をもっているところは国際的に訴え続け、現在の正義と言えない国連(とくに安保理)の方向を変えさせ、同時に、日本国内でも(大塚さんのような)啓蒙活動(洗脳とは言いわない、さまざまな意見を出し討論する)を繰り広げる。50年~100年かかってもやるべきことである。この運動は国境を越えた理解者同士、グローバルとならざるを得ない。グローバルなセキュリティから利益を受けるの一国にとどまらないのだ。やらなければ、現在の国連の名を冠した政治軍事利権体制が恒久的になり、それにすりよるニッポンの軍官僚、政治屋にやりたいほうだいやられまくる、ということだ。


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