安易な原発再稼働で「10年以内に再び過酷事故」という原子力委試算 [東日本大震災]
Foresight誌 1/24
安易な原発再稼働で「10年以内に再び過酷事故」という原子力委試算
http://www.fsight.jp/article/11147?ar=1&page=0,0&ar=1
このまま日本で原発を再稼働させたら、今後10年以内に、東京電力福島第一原子力発電所と同じような事故がまた起こる――。
原子力推進政策の総元締めともいえる政府の原子力委員会(近藤駿介委員長)の小委員会が、日本の原発が過酷事故を起こす「事故発生頻度」を試算したところ、抜本的な安全強化策を施さないまま、原発を安易に再稼働させると、最悪の場合、日本にある原発のどれかが、10年以内に放射性物質を大量に飛散させる過酷事故を起こすという、衝撃的な結果が出た。
福島第一の事故を踏まえて、過酷事故のリスクコストを試算し、原発の発電原価に反映するのが目的だったが、その計算過程で、とんでもない副産物が飛び出してきたことになる。これが現在の日本の原発が抱える事故リスクの科学的評価だとしたら、ストレステストに合格すれば、原発の再稼働はOKなどという、おままごとみたいな手続き論は、もはや全く意味を持たない。
近藤駿介、気でも狂ったか、。。と心配したが狂っていなかった(爆)。
>政府の原子力委員会(近藤駿介委員長)の小委員会が、日本の原発が過過酷事故を起こす「事故発生頻度」を試算したところ、抜本的な安全強化策を施さないまま、原発を安易に再稼働させると、最悪の場合、日本にある原発のどれかが、10年以内に再び過酷事故。。。
抜本的安全策を施せば、再稼働してもええ、と言うてるのよね。
でも、抜本的安全策とは何か、は決して示さない、ところが、さすが近藤駿介。おとな、である。数年後、過酷事故が発生したら、ほれみい。。抜本的安全策を講じろ、とあれほどゆうたろ! まるで武田邦彦である。
抜本的安全策など、原発にはありえない、ゆえに、原発など地上に存在してはならないのである!などと言うては経産省が困るし、おのれの過去はなんだったの?ということになる。口が裂けても言えない。言おうとしたならば、直前に察知、捕捉されて、疲労蓄積判断力衰弱、などの理由で強制入院させられるだろう。
この記事の筆者、科学ジャーナリスト> 「10年に1度、あるいは30年に1度の事故発生頻度だから、日本では原発の稼働再開は一切許すべきではない、と主張するつもりはない。
」
天災にせよ人災にせよ、発生頻度が高い場合はもちろん、たとえ、低かろうと、想定内であろうと想定外であろうと、過酷事故を起こす可能性が極わずかでもあるようなシステムを地上に置くな!ということだよ。
原子力委にお願い。
時計の針を1年前に戻して、過酷事故を起こす「事故発生頻度」を試算してくんないかな?
<近藤駿介/激白>
俺たちは抜本的な安全強化策を施さずに、安易にジャカスカ原発建ててしもうた。 そして、ついにフクイチが最初の犠牲になっちまった、ってことさ。
抜本的な安全強化、なんて人間が考えてもわからへんよ。つまり、ない、ってこと。だもんで、また委員会は<安易な>審議結果を出してしもうた。抜本的な対策は全原発の廃炉しかないのよ。それまで日々、地震のないこと、内部崩壊をしないこと、をお祈りしようよ。
廃炉もたいへんじゃよ、実際にやるのは。廃炉作業の開始までには俺はあの世逝き。
とりあえず福島は石棺だ。 セメント株でも買うとこかの。
アメリカ(だったと思う。もしかしたらイギリスかも)から儲かると言われたのも、日本が原発推進へ大きく移行した理由だという話を聞いたことがたります。
核兵器を作り、輸出できる国は非常に儲かるので、原子力発電で不要になったプルトニウムを売ることげ、原子力発電にかかるコストや、廃炉にかかる費用などを遥かに上回る利益を生み出すからだそうです。
安全など二の次で、ドンドン無計画に増やしたとしか思えません。
その背景には、多くの核兵器を所有していた旧ソ連と対立関係にあったアメリカが大量の核兵器保有をめざし、日本からのプルトニウムの入手を画策していたから可能性もあるのではないかとも思います。
もんじゅなど、莫大な費用がかかるわりには、まともに稼働したことが一度もありません。
そんな高コストで、危険な発電施設をたくさん作らせた政治家、自民党政権の責任は大きいのではないかと思うのですが、ここの焦点は上手い具合にブラされてしまったなぁと思います。
食べて応援するだとか、風評被害だとか、安全じゃないとは言えないものを作る農家も、流通させてしまう農協も、それを制止しない政治家もどうかしていると思います。
この国には、ついていきたいような、任せたいと思えるような政治家がいません。
政治をしてる政治家がいるのかさえ、疑問に感じてしまいます。
by 花 (2012-02-02 01:39)