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「使い捨てでは誇り持てない」 フクイチ作業者よ、即刻引き上げよう。作業は東電社員にさせればよい。 [Tragedy]

岩波の雑誌/世界1月号のインタビュー記事。 フクイチ作業の生々しい現実を報告する。

北海道の建設現場で働いていた作業者。55歳。妻からフクイチに行くことに絶対反対されたが、勤めていた建設会社からフクイチに行かねば解雇すると、フクイチ作業を強要された。フクイチ作業時の猛烈な被曝が原因と推定される癌が膀胱その他に発生。療養中。仕事への復帰は絶望的。。。というより癌治療(抗がん剤服用)の経済負担と体力激減により作業には耐えきれず、生活保護の身分になった。ついに労災を申請するに至った。 今後フクイチではこういう人が続出するだろう。「誇り」どころのはなしではない。これほど惨めな人生があろうか。

フクイチは廃炉、ではなく、やるべきは 石棺で覆うこと、である。即刻に、である。チェルノブイリでは政府からの命令により多数の軍人ががれき処理作業にあたり即死に近い形で被爆死した。その後も若者が狩り出され何万とも言う被曝死者を出している。即死では無く、「緩やかな死」が、フクイチ作業者には約束されている。

廃炉は、作業者の緩やかな死、あるいは作業者が生ける屍になることの代償としてなりたつ(むろん廃炉の成功は約束されていない)。あと50年100万人の、補償無き屍を代償としての廃炉を、日本人は望むのか。

 使い捨て、というよりこれは企業国家ぐるみの犯罪である。これを放置している企業と政府行政、それを見て見ぬふりの原子力ムラの連中には天罰を。狂い死にがふさわしい。おまえらは子孫から断罪されるであろう。

東京電力社員にこき使われている作業者諸君。即刻引き上げよう。作業は東電社員にやらせればよい。

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http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-90.html
誰かがやらなければ。で、誰がやるんだい?   ――収束作業の現場からⅢ

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三宅 勇次

>チェルノブイリでは政府からの命令により多数の軍人ががれき処理作業にあたり即死に近い形で被爆死した。

石棺は危険な方法ですが やり方を工夫すれば 安全に実施出来ます
方法として、いま 考えているのは 水棺の中に石棺を作る方法です
現在 国際廃炉研究機構が公募しているので 纏めています

提案 概要
****************
石棺in 水棺法



B-1 燃料デブリ取り出しのための代替工法の概念検討



概要

水棺の中に石棺を作る方法で、安全に最短でできます。

土の中らアクセスすれば60センチの距離まで安全に接近できます。熔融燃料は圧力容器に留まっているか、格納容器底部か、基礎コンクリートの中だか判っていません。しかし、溶けて自重で降りて行ったのですから、真下からアクセスすれば最短距離で見つけられます。下から検査穴を掘削し、温度/放射線センサーで探りながら掘り進めれば安全に掘り進めます。作業は潜望鏡により行うので、放射線の影響を受けずに出来ます。

最後にはむき出しの熔融燃料に遭遇するので、無人機によるリモート制御が必要です、至近距離のリモート制御は油圧制御で可能であり、電子制御は不要です。そして最後に取り出した熔融燃料の保管です。炉心の真下に深い貯蔵庫をつくり、冷却保存することで、最終処分場の問題を解決します。

概念図は

http://e-kea.org/atom/solar/sub%201.html

******************* 

by 三宅 勇次 (2013-12-26 09:42) 

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