福島原発「炉心溶融」の可能性 [東日本大震災]
福島原発に「炉心溶融」の可能性がある、という。東北巨大地震。
スリーマイル型の事故である。
NHKでは東大教授=原発専門家、と、NHK解説委員=水野、の見解が対立していた。
教授の意見は、「炉心の温度は安定しているから心配ない、原子炉は停止している。住民には冷静な対応を。」
水野は、危険な状態、という。セシウムが漏れたということは核燃料が溶け、担当者も近寄れない状況。遠隔操作による作業となる。(高熱で条規を作りタービンを回して発電する方式)。水供給が不十分なら、海水の注水ということもしなければならない=原発の機能は喪失。燃料棒は4メートルあるが、現在、半分くらいは水に浸かっていない=冷却されず溶融する。水供給が不十分ということ。
水供給と言っても、1ヶ月掛けて注水してやっと炉心温度が下がるという猛烈な量である。注水用ディーゼルが働かなかった(商用電源を使用したり、消防車による放水をやっている)と言うことだが、通常のビルの予備電源用ディーゼルとは分けが違う。三重、四重のバックアップをやっていてもおかしくない危険物である。他の原発電源の設計もみなおすべきである。
(追記: わたしの聞き間違いか。注水用の商用電源が確保出来なかったと言っている。しかし原発が故障すれば商用電源の確保も危ういことは想定内ではないのか?(げんに、東電は、一般向けに節電を!と依頼している)。発電所内専用の水源、と、予備電源くらい用意して当然だとおもうが。 )なぜ事故に至ったのか。東電と、企業、大学の専門家は説明責任を果たせ。
震度7は想定内のハズである。ディーゼルを使った地震時の注水訓練を一年に何回やっているのか。前回やったのはいつなのか?
2011-03-12 16:03
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