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自衛隊は何をしているか [Tragedy]

我が故郷、広島では何が起こっているか。

商店の全食品は棚から消えている。ガソリンも一般車には販売してくれない(消防/救急、行政など特別車両のみへの給油)。補給ルートはすべて不通になっている。国道二号線など、川の氾濫でえぐり取られ、消えている。

鉄道線路や高速道路は土砂瓦礫で埋まっている。したがって、生産者から店舗への補給ラインがない。


田舎の弟へ311へのお返しとして食品を詰めて送ろうとしても、黒猫などの宅配会社が広島全県への配達を見合わせている。陸路は全く使えないのだ。母がいる老人ホームへ電話すると、従業員も帰宅できない、出勤もできない、むろん、食糧の補給も出来ない。食品、ライフラインの確保に職員が走り回っている状況という。


空路+海路によって補給するしかないのである。自衛隊の保有する、全国基地の空海輸送設備(ヘリコプター、輸送機、給水車を自衛隊の有する船舶=掃海艇、輸送艇など)を使って西日本への補給ラインを設定し、まず、病院、老人ホーム、緊急避難施設施設、などへ物資や医者の輸送を行ってもらいたい。自衛隊の資源をこういうときに使わないでいつ使うのか! いまは平時ではない。戦時なのだ。これは自然との戦争なのだ。自衛隊の戦時能力が問われているのである。


全国の行政はネットワークを組んで西日本各地への救助ラインを設定してくれ。まず水である。このままでは陸の孤島となる。


まずは、高速道路と鉄道の復旧に全国の自衛隊資源を投入すべきである。そうすれば、生活物資輸送も可能になる。高速道路の利用は、運送会社と行政、消防警察などの車両に制限すべきである。


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呉市内のスーパー、食品売り場、8日

自衛隊基地のある町で市民が飢えるということはあるまい。


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国道二号線崩落、海田町

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国道二号線陥没、瀬の川町


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高速山陽道、高屋あたり。福山~広島の間でこのような土砂、流木に埋まる箇所多し。

まずは大動脈である山陽道、中国縦貫道が復旧しないと罹災地域への補給ラインが確立しない。

自衛隊の実力が測れる。


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倉敷市真備町

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