SSブログ

品質より納期。  神戸製鋼、加計学園(だけ?) [Tragedy]

本日11/11の朝日新聞第一面トップ記事。 加計の不備 大学設置審議会にて再三指摘(されたにもかかわらず官邸主導で強引に認可へ)という記事である。 第三面では神戸製鋼、社内調査報告の概略を示し、その見出しは 神戸製鋼「品質より納期」。社長が深々と頭を下げている。


品質より納期だってばさ! 社長、首相。


 企業や人の信用を築くのは至難、壊すのは簡単。鉄鋼業界で上位二社に水をあけられている神戸製鋼。

このままでは解体、上位二社のいずれかに吸収、という道しかないのではないか。

 いまだに、不正を誰が、いつから、どんな規模でやっていたのか、があきらかにされていない。こんな業者の製品を選定して使用すれば、購入企業がその責任を株主、利用者、市場から問われよう。このままでは市場で生き残れる余地はない、と知るべきである。 

開校しても、教育内容が厳しく問われる加計学園も同様。、


 鋼材の品質が問題なのはそれを遵守せねば結果として、それを使用した製品すなわち建築物や車両の安全が確保されないからである。大学の教育施設教員の品質が問題なのは、それを満たさねば欠陥学生がうまれるからである。品質に無頓着、ということは利用者の満足、末端ユーザーに対する責任と義務に無頓着ということ、儲けさえ得られればよい、という態度である。ここにおいて、利潤しか頭にない企業と、儲けしか頭のない学校経営者(とそのオトモダチ)が一致する。

国会議員も閣僚も、代表取締役社長会長も、党代表も、品質より納期と員数。そんな日本になりにけるかも。
企業が受注仕事を請け負うのは契約であり、恋人のセエタアを編むのとはちがう。納期は絶対であり、納期に遅延すれば相手に損失が発生し、損害賠償が発生し違約金も取られる。品質か、納期かではない。納期厳守も品質の一部である。品質+納期を守れないと言うことは、製造業者として無能、ということ、市場から撤退せよ、ということである。
ひとは、もの、を誰のために作るのか? なんのために作るのか。 政治屋はなんのために、誰のために存在するのか?おのれのカネモーケだけのために存在するのか? たちどまって考えるときである。

CIMG0511 s.jpg

CIMG0512 s.jpg



nice!(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。