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見て見ぬ振りのツケ ー 危機管理問題 民進党と日産 [Tragedy]

朝日新聞、朝刊を読んでビックリ。第一面のトップ記事にすべきであった。第一面においているが、見出しが小さすぎる。



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「9月18日、国土交通省が日産車体湘南工場(神奈川県平塚市)に抜き打ちで立ち入り検査して発覚した。日産はその時点まで事態を把握していなかった。」

これが事実なら、発覚から新聞発表まで2週間が経過している。公表が昨日、金曜日(おそらく後場取引終了後. むろん、国交省の指導であろう)。週末でなければ、即日、日産株ストップ安になってもおかしくない。

市場に出る前の完成車が百万台、という。もちろん工場で再検査(だれがやる?)が必要。しかし、既に試乗に出回っている車両もリコールして再検査が必要だろう。その数がどのくらいになるか、会社も把握していない、という。

おそらく、会社の誰も気がついていない、というのは事実で無かろう。誰かが気づいていた、が、その影響が巨大すぎ、上司に指摘しても社内で握りつぶすように圧力が働いたにちがいない。

国交省の抜き打ち検査で気がついた、というが、定期検査で気づくべき、指摘すべき種類の問題である。いったい、なんのための定期検査なのか。(おそらく、社員のだれかが国交省に内部告発したにちがいない)。



朝日の第一面にはファシスト都知事が、民進党員の線引き、選定をおこなう、という記事(これがトップ記事)。危機管理問題。

この2つの記事には共通点がある。思想的に相容れない党員がひとつの党を結成することの危うさ(呉越同舟)。これはかねてから指摘されていたが、数の圧力を行使するため、党を割らないできた怠慢が一挙に破綻を招いたということだ。しかし、公党は党代表の所有物ではない!全国30万人を数える党員(サポーターを含めれば30万人)に諮ることもなく解党同然の決定を独裁的に決定できるわけがなかろう、おまえ=党首ひとりが、党を出て行け!と叫ぶ党員が一人もいなかったことにわたくしはオドロキあきれる。 もっとも、絶望の党、もとい、希望の党の独裁党首だけは、元・民進党党主の独裁決定をよろこんだかもしれぬ


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民進一般党員はとっくに承知している問題だから(それを承知したうえでの、民進党支持)不平不満は言えまい。が、日産の無資格検査は会社の問題。株主の責任は小さい。

日産工場内部の規律問題である。無認定検査員だけにとどまるだろうか?

■全工場でずさん検査、日産打撃 法令軽視の批判は必至
(朝日新聞デジタル - 09月29日 22:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4790389

 






 

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