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父と娘の対話:  拡散マップ編 [東日本大震災]

<父と娘との対話>
ム: とーたん、規制委員会が発表している拡散マップ、てなにー^^。
チ: は? 原発事故発生後、原発から飛散する放射性物質によって、一週間の累積・空間線量が100mSvを超える地域、だと言っているよ。
ム: それで。。どおしろというの?
チ: あのな。原発で働く作業員の許容被曝量は5年間で100mSvや。100mSvに達した時点でお払い箱になる。その値に1週間で達する猛烈汚染区域の住民を 一斉避難させろ、という指標だな。
 フクイチのように過疎地なら30キロ、40キロ以内の住民も数千人、世帯数も千単位だろう。 だども、大飯原発がやられた日には数十万、数百万が影響を受ける。 道路が寸断されていたら避難などできゃせんよ。
ム: で。。一週間じゃなく、2週間、一ヶ月、半年。。1年経てば汚染は広がるの? 
チ: あたりめえだ。多量の汚染=毒を急に浴びるか、じわじわ
浴びるかの
差に
しかすぎない。311から1年半経った今、東日本が汚染され、福島県内は本来全員が避難しなけりゃならない。福島市の汚染をみていみろ。住宅地の累積被曝は100mSvをとっくに超えとるで。 
ム: ゆっくりじわじわ汚染した福島の住民は山下俊一が避難させないのよね。
チ: ん、だ。
ム: で、<拡散マップ>て、結局なんやねん?
チ: 1週間以後なにが起こるか、1年後どの辺まで汚染され、各地の空間線量はなんぼか?など、考えちゃいけないよ! というメッセージやな。

ム: それを東京新聞を含めたメディアが 侃々諤々論じておるわけね? あほやん!

チ: あほや。本来なら、フクイチ事故原因を分析し、フクイチ事故から1年半の汚染地域を検討し、重度汚染地域=福島県内全域を各原発に あてはめればどうなるか、を考えなければならないのだ。 まじめに考えたら 原発なんて、即廃炉にしなきゃ、原発のある地域~複数の県にまたがって消滅する~~、という結論になるんだよ。 わかった?

ム: はい。よ~、わかりましてごじゃる。 ニッポンジンはおめでたいのね^^
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