原発行政になにを注文したのか? 国会の原発事故調査委、最終報告書公表 [東日本大震災]
国会の原発事故調査委、最終報告書公表 「明らかに人災だった」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00226830.html
馬鹿の一つ覚えのように人災だ人災だ、と騒ぐだけじゃしょうあるめえ?
地震+津波、がなければフクイチ事故は発生しなかったのだから。この程度の地震・津波を防ぐ工夫をしていなかった= 原発事故、というものの怖さを理解していなかった、地震津波の発生を地震学者は警告していたのに無視しつづけた。 こういうことである。
フクイチ事故だけの問題ではない。70年代より、40年間、原発立地予定地は危険な原発を立てることに反対してきた。わずかの例外を除いて、裁判は行政を支持し続けた。裁判所には原発の危険を見抜けなかった、もしくは、見抜いていても原発行政に逆らえなかった。 これこそが根本的な問題である。 これをどうしようとういのか。これに対して無言ではこんな調査など
意味はない!のである。
国会は裁判所を監視すべき組織である。過去の裁判記録(弁護側証拠。弁護側から行政に何が請求され、提出を拒否してきたか、など)をすべて国民に公開させるべきだ。
すでに、政府事故調査報告(総括編。本論はまもなく発行される予定)、民間事故調、につづいて国会事故調報告書がでたのだ。そもそも、すべての調査報告は肝心のフクイチ建屋の調査を行うことなく提出されることになる。これが最大の弱点。将来、改訂版の発行しなければならない。しかし、現在の状態でも、物理的、機械的な事故原因が不明である、ということから、現在稼動待機中の原発は稼動してはならない、あるいは、震度7を想定外としているような原発行政は誤っていた、それに基づいて建設された日本の全原発の運転再開は行うべきでない、という指針をこの報告はしたのだろうか? 将来指針のない報告などまったく意味はない。
600ページの報告を今読む暇はない。明日の新聞による要約を見ることにしよう。
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『福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書』を読む
http://furuido.blog.so-net.ne.jp/2012-04-02
官製・事故調査委員会が犯している<想定外>
http://furuido.blog.so-net.ne.jp/2011-12-27-1
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