ご焼香をお願いします [東日本大震災]
嘘っぱち再稼働
【東京新聞】 本音のコラム 鎌田慧(ルポライター) 2012/6/19 より
日曜日、福井市公園での「大飯原発再稼働決定」抗議集会に参加した
小浜市の中嶌哲演住職とわたしが5分間、
あとは1分間ずつ80人が怒りを表明するという若者の司会する集会だった
悲しいほどの怒りがあふれていた
内橋克人、大江健三郎、澤地久枝さんとわたしの4人で15日、
748万筆の「さよなら原発署名」を藤村官房長官に提出した
その直後だった
野田首相や枝野経産相、福井県知事など4、5人で再稼働を決定したのは
「電力不足」 「国民生活を守る」 「経済が大事」 「責任を取る」
まるで誰かに脅かされているかのように首相の言葉はうわずっている
地元が受け入れたからと、政府がいい、地元の知事は、国が安全というから、と応える出来レース
大事故で破綻しても、まだ同じ無責任
首相は放射能がみえないから無神経でいるが、核汚染が将来にどれだけの災いを遺すのか恐ろしい
すでに機能しなくなった「不」安全・保安院を盾に再稼働.
ストレステストは証拠偽造だ
首相は根拠のない安全に賭けて国民を危険に曝そうとしている
いまヒロシマのあとのナガサキ前夜のような不安のなかで、再稼働に突入しようとする
原発休止のまま夏が終われば、「電力不足」の嘘がばれ、原発のいらないことがはっきりする
それが怖いのだ
2012-06-20 15:12
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