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岩波の謹告   [Book_review]

岩波書店HPの謹告に、コネ縁故採用の弁明が現れた。  

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小社の「定期採用」報道について――

2012年2月6日

小社の2013年度定期採用をめぐって、新聞、テレビ、ネット上でさまざまな報道・論評がなされています。しかし、それらのなかには、不正確な、あるいは誤解を招く報道・論評も見受けられますので、この問題についての小社の見解を以下に表明いたします。

  1. 小社は、いわゆる「縁故採用・コネ採用」は行っておりません。「著者の紹介、社員の紹介」という条件は、あくまで応募の際の条件であり、採用の判断基準ではありません。ご応募いただいたあと、厳正な筆記試験、面接試験を行っております。
  2. この応募条件は、採用予定人数が極めて少ないため、応募者数との大きな隔たりを少しでも少なくするためのものです。
  3. 小社に入社を希望なさる方は、岩波書店著者にご相談いただくか、お知り合いの岩波書店の社員に直接ご連絡をください。いずれの方法もとれない場合は、小社総務部の採用担当者(03-5210-4145)に電話でご相談ください。

 http://www.iwanami.co.jp/topics/index_k.html

##

採用条件。以下のように (  )内で条件を追加している。

http://www.iwanami.co.jp/company/index_s.html

応募資格
A:4年制大学卒業者(2013年3月卒業見込者を含む)
満30歳までの方(雇用対策法施行規則第1条の3第1項[例外事由3号イ]による)
B:出版関連業務(編集/製作/校正/販売/宣伝/経理/総務等)経験者=学歴は問わない
※岩波書店著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること
(いずれの方法もとれない場合は、小社総務部の採用担当者に電話でご相談ください。)

## 批判にビックリしてあわてて書き直した。。しかも、この書き方に不自然さを感じていのだから重傷である。コネも縁故もない、というのなら「紹介状は一切受け付けません」と書くべきだろうが。馬鹿者。「紹介状のない方は採用担当者に電話でご相談ください」。。。こんなお馬鹿な会社に入社しようと誰も思わないでしょ?と再考を迫っているのか。凝っている。ひょっとしてアタマいいのかも。

>小社は、いわゆる「縁故採用・コネ採用」は行っておりません。「著者の紹介、社員の紹介」という条件は、あくまで応募の際の条件であり、採用の判断基準ではありません。

だれかこの日本語の解説をしてくれないか。 <応募の際の条件>を満たさないのに採用も何もないだろーが。 アホか。

小社は、いわゆる「縁故採用・コネ採用」の方針を創立以来堅持しております。

。。と正直に書けばいいものを。 こういう不公正、かつ、非論理的な謹告を掲げる企業(出版社!)が、応募者に作文を書かせて、それを審査する、というのだからブラックである。<岩波の著者>たちもよく考えて欲しい。不公正な採用を行うと堂々と宣言している出版社から本を出すことは君等のポリシーに矛盾しないのかどうか。

岩波不買 http://furuido.blog.so-net.ne.jp/2012-02-06

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 2/21

特集ワイド:岩波書店・募集要項の波紋 著者に「協力」依頼、存在していた「内部文書」http://mainichi.jp/life/job/news/20120221dde012100012000c.html
......取材を進めるうちに、記者はある「内部文書」の存在に突き当たった。

 そこにはこうあった。

 <社員各位 日頃お付き合いのある著者の中で、今回の社員募集に際してご協力を依頼できる方のお名前、所属および肩書き、送付先住所を教えてください。それを基に依頼リストを作成し、「依頼状と募集要項」を総務部から送付します>(抜粋)

 A4用紙に横書きで印刷されており、日付は昨年12月21日、発信者は総務部長だ。

 ここに書かれた通りなら、同社から本を出している数千人規模の著者のうち、「日頃お付き合い」があり「社員募集に際してご協力」を約束した一部の著者の周囲にいる学生ががぜん、有利ということにならないか。一般の学生たちには、岩波に「紹介」を頼まれた特別な著者を知るすべはなく、紹介状をもらうためのせっかくの努力も徒労に終わりかねない。

 


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