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新聞社は、警察・検察の下部機関か? [Politics]

3月9日、毎日新聞は第一面で、
 「政府高官」は漆間氏
という見出しを付け、つぎのような<おことわり>を掲載している。

曰く:

毎日新聞は、自民党関係者の立件には踏み込まないとの見通しを示した5日の政府高官発言について、この高官が漆間巌官房副長官であるとの特定を控えてきました。これは官房副長官と記者団との定例の懇談では、実名は控えるとの取り決めがあり、漆間副長官の発言がこれに該当していたためです。漆間副長官は実名で報道することに同意してきませんでしたが、河村建夫官房長官が8日、実名を明らかにしたことを受け、今後、この政府高官発言を漆間副長官の発言として報道します


<記者団との懇談では実名は控えるとの取り決め>があるような馴れ合いの<記者クラブ>など、出席するのはやめろ。

そんな取り決めを、国民の公僕たる政府高官との間に持つ理由を示せ。 そもそもこんな<取り決め>があることを恥ずかしがらずに第一面に掲載するなど報道会社の倫理感、国民に対する報道の責任観念がゼロ、であることを示している。

おれら一般国民が新聞記者に、実名を控えろ、といえば、マスゴミは報道を控えてくれルンかい?

ニッポンを警察・検察のヤリホーダイ社会にしたのは、警察・検察の報道を右から左に垂れ流し、警察・検察のための世論誘導機関と化したマスゴミの責任である(裁判所がこれに力を貸しているのはいうまでもない)。

警察や検察の天下り状況を新聞の第一面で報道してミイ。

アホンダラめ。


Government of the people, by the people, for the people:  Lincoln
Government of the bureaucrat, by the bureaucrat, for the bureaucrat, supported by the press: Japan's tradition
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logics

そうだ。そのとおりだ。マスゴミは糞ごみ以下だ。
by logics (2009-03-09 22:28) 

gatayan

 高官だけではなく政治家においても、このような発言がなされるとき、いつも思うことがあります。
 それは、その発言をなすときに、マスコミに取り上げ挙げられ問題となって行くことを予想できなかったのかと言うことです。
 確かに、問題にされることの中にはほんとうに俺が問題なのかと言うことがありますが、大方は少し考えればこれが問題になるのは当たり前だろうというようなことばかりです。
 それが、今回のことのように絶え間なく繰り返されると言うことは彼等がその事を問題に思っていないことを意味します。ということは、仮にその発言に対して彼等が謝罪なり、訂正をしても一度なされた発言が彼等の本心と捉えるのが本筋でしょう。
 今回の件に関しても、このまま幕引きにしてしまうのなら、ほんとうにアホンダラでしょう。
by gatayan (2009-03-09 22:48) 

古井戸

記者クラブがあれば、番記者は、担当政治屋のほとんど身内同然になります。ナカガワ大臣の例があります。ナカガワが酒癖が悪いのは(つまり議員失格)、番記者は誰でも知っていたが、黙認していた。これを書けば新聞社が恫喝され番記者をおけなくなる。

今回の曝露は例外でしょう。漆間(および政府)は共同にブツクサ文句を言ったと思いますよ。落ち目の政府だからこれだけで済んだし、落ち目だから、番記者も曝露できた。。ということ。

これを機会に、オフレコなど無くし、すべてオン。記者クラブも廃止し、記者と政治屋はガチンコ対決をしてもらいたい。
by 古井戸 (2009-03-09 23:46) 

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