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小澤秘書逮捕について、共産党・志位委員長談話の低劣。 佐藤優への電話インタビュ@TBS [Politics]

本日(5/5)の赤旗の一面の見出し

小澤氏側献金要求の疑い
西松建設に請求書送付

(ということが)。。。複数の関係者の話でわかりました。

と、書いている。検察からのリーク情報である。

志位委員長談話として、

小澤は記者会見を行ったが、国民に対する説明責任を果たしたとはとうていいえない内容だ。今回の疑惑の核心は、西松からの献金を政治団体からの献金であるかのように偽装したことであり、この偽装を小澤代表の公設第一秘書がしっていた、あるいは、西松と共同でおこなっていたのではないか、ということだ。その疑惑を解明し、晴らす内容は小澤代表の口からは何一つ語られなかった。国民に対する説明責任を果たさずに開き直りというほかない対応を取るのは、公党の党首としてとるべき態度ではない。。云々




馬鹿なことを言う。小澤は疑惑などない(うそかどうかはしらぬが)と明言したではないか。いったい志位は誰を信用し、誰の味方なのか、と問いたい。検察か?与党か?(肝腎のときに、与党や官憲と合流した60年代~全共闘時代以後の悪癖は全く変化していないようである)。

志位は、<推定無罪>原則を理解しているのか?逮捕(ニッポンの検察+裁判システムならやりたい放題だ)が即=有罪、と誤解しているのではないか? 無罪証明を逮捕された者がやる必要はない。逮捕する機関が有罪を証明しなければならないのだ。政治資金規制法(ざる法)に違反している可能性はきわめて薄い。すなわち、これは別件逮捕なのである。

こんな談話で誰が喜ぶのか?を考えたことがあるのか? 政党委員長が機関誌に載せる談話が、検察リーク情報のみに頼っている商業新聞の記事や社説並であっていいのか?


記者会見だけで、小澤が説明責任をハタし、疑惑を晴らすことなど、出来るわけがない。

検察に頭が上がらず、検察のリーク情報を得々と流す一般紙と同列に、火事場泥棒のように野党=民主党の背中を撃つ行為はやめろ。

敵は誰なのか? 民主党だ、と、志位なら言うだろう。民主が票を伸ばして政権をとって共産の票が減るよりは、民主の票が減って(共産に票が流れ。。)自民が政権にあるほうが、共産党にとっては都合がいいのである。共産党にとっては、当たり前といえば当たり前であるが。ホンネは隠すモンダよ、志位君。

企業献金に反対している共産党の主張に、この談話でリードしようとでも思っているのだ、としたら筋違いである。まさに、党利党略。


検察情報を垂れ流すのでなく、せめて、赤旗得意の調査機能をフルに使い、西松と小澤の間の真実、を調査報道したらどうか? 野党間対立がヨリ明確になるだろう。結構なことである。


野党共闘をときどきいう政党がいざというときにはこのありさまである。自党議席=票の拡張しか頭にないクソ政党=共産党には、ほとほと愛想が尽きた。

赤旗は試読申し込みした後、地元の党員がセッセと毎日無料で配達してくれているのだが。。党員は、こういう党首談話には疑問をもたないのか? だとしたら、すっかり党の子飼い。哀れである。<蟹工船>の時代に舞い戻りたいか?


アホ党首やアホ幹部には、国民がいま何を見ているか、が分からないのである。

アホ談話を発表するくらいなら、いま、容疑者が検察の拘置所内部でどういう取り調べを受けているかを書いたらどうか?

佐藤優によれば、拘置所で容疑者はまず、真っ裸にされ、カラダの部分にいたるまですべて大きさを調べられる。肛門から手を突っ込まれて腸内を検査される。恥も名誉もかき消されたところで、利き腕に手錠をかけられ(片方は検事がもつ)、取り調べを受けるのだという。


追記:
企業献金は私も反対、である。
経団連がやっている献金で政党の政策を釣るなど、民主政治の破壊である。http://furuido.blog.so-net.ne.jp/2008-11-17


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5/5午後一時過ぎにTBSラジオで佐藤優がしゃべっていた(TBSラジヲのホストが佐藤に電話インタビュ)。以下は、私が聞き取りメモから起こした内容である。


1 今回の逮捕は、国策捜査ではない、だろう(国策逮捕より悪質だ)。

理由。国策捜査とは時代を変える意味を検察が自覚している。

佐藤+宗男逮捕の場合は、新自由主義への方向転換(バラマキ行政への終焉を告げたい)という、エポックメーキングなお題目があり、検察もソレを担いだ。 今回は、政治資金規正法違反の容疑だけ、額も小さい。


2 西松へ請求書が出た。。という検察リーク情報を新聞は垂れ流しているが、これは、大久保容疑者がまだくたばっていない、検察取り調べに妥協していない、ということを示す。

金額を記入した請求書、というのも未確認。要求書。。のようなもの、というハナシもある。

3 検察は、麻生や小澤などを屁ともおもっていない。自分らで腐った世の中を変えていくのだ、という信念をもっている。226の青年将校気取りである。ヒロイズムに酔っている。

4 今回の逮捕の特徴は、(いまのところ)小澤にも、検察にも、国民がなびいていない、ということ。 検察は国民世論の趨勢には敏感である。 世の中を糺す、のは検察に、しかできない仕事、行政や裁判所でもこれは(直接的には)出来ない。(と、佐藤は言っている)。

佐藤曰く:

小澤はいま検察に全面対決だが、いつかの時点で転進がひつようとなろう。検察には全面対決だが、党首のママでは選挙を闘えない。民主党を離脱するのではなく党首だけ降りればよい。民主は500円位の党費で党員を多数獲得し、国民が選んだ党首、という形をととのえて選挙に備えるべきである。

小澤(秘書)を挙げたあと、つぎは、バランス上、与党からも逮捕者はでるだろう。

以上、佐藤優談話から。


特に異見なし。

しばらく、小澤が粘って、岡田が選ばれれば、万々歳、である。(小澤がトップから降りるのは悪いことじゃない)。転進の際の、国民向け口上でも練っておいた方がエカロウ。(おれらが政権とったら、おまえら=検察、と与党共、タダではおかんど、と恫喝のひと言が欲しい)。

それにしても。。本日の赤旗、志位委員長談話、である。。。
小澤は説明責任を果たしていない、と騒いでいるのは何事か? まるで火事場泥棒。

小澤が品性悪いのは昔からだ。角栄の下で育ったんだから。 小澤の前ではチンコ縮めて何もいえなかった政治記者どもが、秘書が検察に挙げられた途端、ここぞとばかり書きまくる。クズ共である。ホンネは<自民+米国支配>体制を継続して、部数と視聴率、宣伝収入を維持し、安穏とした暮らしに甘えたい商用新聞紙会社~マスゴミの魂胆はバレバレである。

国民の大多数が反対している裁判員制度は、大手マスゴミが法務省~検察庁の意を汲んで反対もせずダンマリ、である。長期の拘留を易々と認める裁判所、弁護士もつけずに密室で違法取り調べ(ではない、恫喝である)をおこなう検察。その検察からリーク情報を頂戴して唱和するマスゴミ。これで正義を実現するなどと、笑わせるな。


##

民主党員は政治資金規制法を知っているのだろうか?

献金団体などゴマンと存在する。これはほとんど、ペーパーカンパニーでありダミーなのである。公然の事実。
大久保がダミーだ!と明言しない限り、ダミーと立証など出来はしない。

議員が企業に献金を催促するなど当たり前のことで違法でも何でモない。
 
政治資金規制法で有罪など出来はしない。これは別件逮捕なのだ。
贈収賄にもっていきたいのだろうが、だんまりを続ければよい。 恫喝しまくる検察に対し、体力と精神力の勝負である。

ニッポンの検察+裁判所なれあいシステムなら逮捕などいつでもできる。逮捕(身柄拘束)、と、有罪、とはまったく関係ない。

当事者=小澤が検察を批判するのは当たり前である。それをオカシイというマエハラは馬づら、もとい、馬鹿。松下政経塾にもどって勉強やり直した方がよかろう(きけば、マエハラは民主党の副代表とか。民主党の先がおもいやられる)。

警察・検察を徹底的に疑うところから物事が始まるのではないのか、ニッポンにおいては。これ、ジョーシキじゃナインか? マスゴミちゃんよ。




関連記事:
暗黒裁判の国、日本。 『公認会計士vs特捜検察』 細野祐二  ~ 検察取り調べの実態。
http://furuido.blog.so-net.ne.jp/2007-12-09

http://furuido.blog.so-net.ne.jp/2007-01-04  記事の中ほどで、佐藤優に言及。


佐藤優による国策捜査の定義は特異である。
佐藤によれば(『国家の罠』)、取り調べに当たった西村検事が、佐藤に向かって直接、逮捕の理由を述べ、これは国策捜査だ!と言ったというのだからオドロキである(大久保秘書にも、これは国策捜査だ!と担当検事がいうのか?)。佐藤優の逮捕劇は、わたしには官僚同士の馴れ合いとしか見えない。
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ぴぴ

さんせいしません
by ぴぴ (2010-01-18 22:19) 

通りすがり


憶測と思い込みで決めつけて、過激な結論を出す。
断片的な情報をつなぎ合わせて、それなりの体裁を整えているが
無責任な野次馬とかわらない論評ですね。
by 通りすがり (2010-02-18 15:52) 

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